菅原徹先生インタビュー 先生と笑顔②

笑顔研究の原点とは?

みなさんこんにちは。日本笑顔推進協会ライター浅井です。

今回は当協会の学術顧問である菅原先生に、
笑顔に関するお話を色々伺ったのでご紹介していきたいと思います。後半です。
前半はこちら

菅原 徹
早稲田大学招聘研究員、東洋大学講師
福岡県生まれ。信州大学大学院工学系研究科生物機能工学専攻修了。博士(工学)。早稲田大学人間科学学術院助手、人間総合科学大学助教を経て、現在は笑顔学の専門家として「笑顔の仕組みと創出に関する研究」に従事。東洋大学で心理情報系講義を担当。笑顔の伝道師としてテレビや雑誌などで注目を集め、講演家としても活躍中。

笑顔研究の第一人者・菅原先生はなぜ笑顔に興味を持つようになったのでしょうか?!また、そんな先生の最も記憶に残っている笑顔って…と湯水のように質問を抱えるライター浅井と社長藤田は満を持して先生とインタビューのお席を設けさせて頂きました。

 

笑顔研究の中で感銘を受けた笑顔の効果効能は?

 

浅井 笑顔研究で感銘を受けたことや、面白いと思った効果効能はありますか?

菅原 ストレスを軽減させることですね。30秒向かい合って笑顔をかわしただけで、ストレス値が半減されたという記録があります。これはしっかりと公的にやった研究ではなく測定器で測ったらたまたま判明したものなんですけど。
次に、笑顔に黄金比が現れること。それも2か所もでたというところですかね。目の端から端までと端から口角までの一か所と、目の端から端と口角の端から端までの距離も1.61倍だったというところですかね。
もうひとつは、日本のegao(協会発行の冊子)にも入れたんですけど笑顔を見ながら食事をすると「美味しく感じる」というものでしょうか。
あとは会話の満足度が上がること。初対面の人と15分間やりとりしたときの会話の満足度(あの人と息があったね、合わなかったね~という感触)は笑顔のキャッチボールの出現頻度と相関が高かったんです。

藤田 できれば一般の人にわかりやすい研修で実感させると面白いですよね。動画とかに短くまとめて。

菅原 動画コンテンツは受け入れられやすいですよね!このへんは実地研修でも感じてもらいやすい効果だと思います。

 

笑顔の効果で特にすきなものは?

 

浅井 さきほどの質問とも似ていますが、すきなものはありますか?

菅原 笑顔は伝染するということです。ミラーニューロンの働きでそうなるのが面白い。

浅井 それを実感なさったご経験はありますか?

菅原 まず自分のまわりに笑顔が多いということが挙げられます。僕が笑顔なら僕のまわりも笑顔になる。ともに研究をしている学生たちも、最初から笑顔だったわけではないんですが、気が付けば笑顔が伝播している。笑顔のチームになっていたのです。

藤田 中間管理職がそういうことを実感できるセミナーや研修があれば、笑顔にたいして前向きに取り組みできますよねきっと。うまい仕掛けやメッセージがあれば、奮起させられる。…ほんとは外部研修とかがそんなに沢山なくてもいいはずなんですよね。

菅原 そうですね。笑顔のオピニヨンリーダーがいれば組織は変わるな、と思いました。

浅井 他にはありますか?

菅原 スポーツ界で最近使われ出したのが面白いですかね。とりわけよくアンガーマネジメントにつかわれている。笑顔がフローやゾーンへの入り口なんだなってことが改めて理解できました。

 

これから研究していきたい笑顔のテーマ

 

浅井 これから取り組んでいきたいテーマなどを教えてください

菅原 チームとか個人の能力って笑顔ではかれるのでは、とおもってるんです。そういう数値化などをやってみたいなと思います。

藤田 僕はそれスマトレでやろうと思っていて。笑顔を計測するゲームやイベントなどが沢山できるようになれば、集団や個人の笑顔度がはかれるかなとおもいました。

菅原 色んな人と色んな業界で出会ってきたなかで感じたのが、本当に仕事ができるひとって本当にいい笑顔するんですよね。それは自分の能力が最大限発揮出来ている証でもあるし、発揮するために笑顔を使っているのかもしれないし。会社の社長とかでも豪快な人のもとに人は集まってるだろうし。
そこで、そもそもの教育に興味があるんです。

藤田 それは学校ですか?会社で?

菅原 どちらでもなんですが、入口ということで考えると小学校になるかなとおもいます。
実は笑顔をつくることが、そのひとの脳力、脳の力を伸ばすことにつながるんではないかと思っているのです。笑顔をつくるということは、自己開示ができているということだし、人と有効なコミュニケーションとれるということはそれなりの情報をやりとりから取れるということ。
ある一定条件で笑顔の人とそうでない人が、その人と接することによりやりとりされた情報の量を数値化したら絶対笑顔のひとのほうが多いわけで、確実に脳に刺激が加わっているはずなんですよね。

浅井 なるほど。脳の育成は早期から、ということですね。

菅原 はい。で、実は大人の方向けも同様に、この研修はこどもの教育のためですっていうとすごく受け入れられやすい。「お子様の脳の発達のため…」というと熱心に皆聞いてくれるんです。でも結果的にはその人の勉強になっているというプログラム(笑)こういうのを数多くだせたらいいなあと思っています。

藤田 確かに!こどものために、と聞くと皆さん結構研修に身が入りますよね。

菅原 学習の基本はミラーニューロンです。親が笑顔であれば子供も笑顔になるんです。子供を教育するなら親を教育しなければならない。でも親はいきなり何か新しいことを言ってもきかない。こどもを入り口にするのは大事ですね。

 

・・・次のページでは

笑顔のカリキュラムとは?

脳内麻薬を出せるか出せないか

笑顔が出ない人へのアドバイス

おわりに

をご紹介します!

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ABOUTこの記事をかいた人

浅井菜緒 大学卒業後に人材系アウトソーシング企業に入社。営業、人事、監査などを経て、雑貨の商品開発部へ。数多くのヒット商品を生み出す。その後接客教育のコンサルティング事業部へうつり、現場での指導を行う。出産の為3年ほど休職し、現在はコピーライティングを手掛ける。2児の母。