

みなさんこんにちは、日本笑顔推進協会ライター浅井です。
昨日7月11日に 『門川義彦 新刊出版記念!日本笑顔推進協会 主催笑顔研修の最新アプローチ公開セミナーTHE SMILE】』を開催させて頂きました。 皆さまご多忙の中、 多くの方々にご参加いただきまして誠にありがとうございました!!
菅原先生、松島先生、門川先生、協会社長藤田の順に笑顔に関する様々なお話を約2時間で皆様にお届けいたしました。
菅原先生より、感性工学からみる笑顔

菅原先生のテーマは感性工学と笑顔。
笑顔を定量化するという科学的アプローチで、さまざまな実験データに基づく「笑顔」の未知の領域をわかりやすく講義して頂きました。
特に笑顔は90フィート(約27m)離れていても笑顔だとわかるほど認識性に優れた表情なのだとか。
これはぜひ自分でも実験してみたくなります。
そして、次のお話では会場も沸き立つ事実が。
なんと、笑顔はメイクを施すよりも魅力を引き出す効果があるそうです!
しっかり化粧をして真顔でいるより、すっぴんで笑っていたほうがよい、ということ。
・・・私はずっと笑顔でいようとこころがけました。
さらに次の実験では目からうろこの情報です。
ポップコーンを食べる女性の映像で、笑顔が「味覚をかえる」力があるというとても興味深い内容。笑顔でおいしそうに食べる女性を見ながらポップコーンを食べるととてもおいしく感じる(塩味でもキャラメル味でも同様だそうです)!これはビジネスの側面でも十分に訴求につながるポイントですよね。なんと価格まで高級そう、に印象付けてしまうとか・・・。すごいです。
ビジネスの側面といえば美顔器の販売実績と笑顔顕現のグラフも大変興味深いものでした。販売員のかたがずっと愛想笑いしているのはNGだそうです。
あくまでお客様にあわせてコミュニケーションをとりながら笑顔を出す。これが購買のカギとのこと。
終盤では笑顔の黄金比やそれをもとにつくられたスマトレアプリのこともご紹介頂きました。
この黄金比率をもった笑顔「ディシェンヌスマイル」を意図的につくれる人は23%しかおらず
77%はできないのだそう。選ばれし笑顔なのですね!
また実際にすてきな笑顔をつくるためのトレーニング「ウンパニ体操」も皆さんで行いました!
顔のシェイプアップ効果もあるそうです!
菅原先生のいろいろな笑顔研究にご興味がある方はこちらもご覧ください!
松島先生による「臨床心理、心理学の側面からみる笑顔」
続いては松島先生。
メンタル面から野球選手などのサポートも行う先生の講義は非常に「なるほど」と共感しやすいお話ばかりでした。
先生曰く、ほほえみは人間がもつ最も基本的で同一にもつ表情だそうです。
スライドにはとても微笑ましい笑顔の動物や赤ちゃんなどがうつり、
「それを見ながら不機嫌な顔をしてください」と松島先生。・・・難しいです。

実際にやってみるとわかるのですが、「笑顔は伝染する」ため、笑顔の写真を見ながら不機嫌な顔をし続けるのは非常に困難なのです。
ほほえみの顔をみると、「報酬の感覚にかかわる脳内の領域【前頭前野】」が活性化し、「報われている」と感じるのだそう。