人間関係のトラブルを回避する!3タイプ診断!

十人十色とはいえ、性格には傾向があります

みなさんこんにちは。日本笑顔推進協会の浅井です。

さて、自粛明けのムードも少しずつ定着してきましたね。衛生管理を徹底する傍ら、職場環境やコミュニケーションの見直しを進める時間も増えてきたのではないでしょうか?

今回は人間関係がちょっとうまくいくアプローチをご紹介します。

 

トラブルの対処法でタイプ分け

 

皆さんはエニアグラムというタイプ診断をご存じでしょうか?

いくつかの質問に答えていくと9つの性格に分類され、それぞれの傾向を知るというものです。以下の内容は先にエニアグラムで自分のタイプを出しておくとなお良いです^^
※このまま下を読んでも大丈夫です!

さて、人間はトラブルに対処する時、本質がでるといいます。スムーズな人間関係を構築するために知っておきたい性格3タイプを、当協会の学術顧問、中嶋真澄先生に教えて頂きました!

 

肯定型◆楽天的な見通しを持つ

合理型◆感情を抜きにして対処しようとする

本気型◆感情的に反応する

 

30問チェックをやってみる

 

自分が3つのタイプのうちどこにあてはまるかは30問チェック↓でわかります。
それぞれのブロックのなかで自分に当てはまる個数をカウントしてください。

【Xブロック】
①自分の人生でそんなに悪いことは起きないと思っている。
②何でもいい方に考え、いい方に解釈してしまう傾向がある。
③人に何かを頼まれると、たいていいい返事をしてしまう。
④自分はなんとなく長生きするような気がしている。
⑤自分はいまのところ、とくにこれといった問題はない。
⑥悩み事を抱えている人には「大丈夫だよ」と言ってあげられる。
⑦起きてしまったことにはたいてい自然に前向きに考えられる。
⑧他の人が深刻に悩んでいても、何がそんなに深刻なことなのかわからない。
⑨知り合った人はたいてい受け入れることができる。
⑩結果的には「それでよかった」ということが多い。

【Yブロック】
①何をするにしても、やるべきことをわりあい淡々とやっている。
②身近な人から、感情的に鈍感だとか冷たいと言われることがある。
③何かトラブルがあっても、事実関係を確かめてからでないと対処できない。
④人に物事を説明するときは、客観的に理路整然と話すことができる。
⑤他人がなぜそんなに興奮しているのか理解できないことがある。
⑥周囲の人には自分と同じように冷静な態度でいてほしいと思う。
⑦不愉快なことや腹の立つことがあっても、顔や態度には出さない。
⑧そのときどきの自分の気持ちや感情についてはあまり考えない。
⑨きちんと手順を踏んで、誰もが納得のいくかたちで問題を解決できる。
⑩何事にもそれほど楽観的になることもなければ、悲観的になることもない。

【Zブロック】
①気がかりなことがあると、人に話さずにはいられない。
②自分の感情を表に出さない人は、いまひとつ信用できない。
③自分は冷静なつもりでも、よく「顔に出ている」と言われる。
④人から言われたことを、すぐ真に受けて本気にしがちだ。
⑤心配なことや腹の立つことも、とりあえず人に話せばすっきりする。
⑥いつも何かしら、問題やトラブルの匂いをかぎつけてしまう。
⑦自分の気持ちがおさまれば、ほとんど問題は解決したように感じる。
⑧自分が腹の立つことや真剣に悩んでいることについては、人にも「当然だよ」とうなずいてほしい。
⑨困ったことがあると、つい「困った」「困った」と大騒ぎしてしまう。
⑩どちらかというと、物事を悲観的、あるいはシニカル(皮肉)にとらえやすい。

当てはまった項目が多いブロックでそれぞれの型が決まります。

Xブロックが多かった…肯定型
Yブロックが多かった…合理型
Zブロックが多かった…本気型

 

ではタイプ別の解説です!

 

肯定型

常に明るい見通しをたて、何事も肯定的に受け止める。

物事の否定的な側面を見ようとしない。

問題があるということをわかっても認めようとしない。

問題があっても自分や他人に「だいじょうぶ」と言い聞かせ、
事の重大さを過小評価する。問題を見過ごす可能性がある。

・・・楽天的であっけらかんとしているのでムードメーカーのような存在ですね。
実際に影響がないと危機意識を感じにくいので、例えば「自分は感染病にかからない」と根拠のない自信をもっていたりします。自分自身の暗い面に向き合うのが苦手です。
これをエニアグラムのタイプにあてはめると・・・
※エニアグラム診断はこちら!

タイプ2:人を助ける人。面倒見がよいがお節介。自分自身に問題はないと思っている。
タイプ7:楽天的な人。何事においても肯定的にとらえ、楽しいと感じる行動に走る。
タイプ9:平和をつくりだす人。自分の世界を理想化する。親密な人や周囲の環境との問題をみない。

合理型

 

問題に対して、客観的、理性的に対処しようとする。

自分の感情は脇において、合理的に問題解決を測ろうとする。

他人に対しても同様な態度を期待する。

問題解決を目的とした有効な解決法を求め、その際に自分や他人の感情に気づきにくい。

いわゆる合理的で理屈っぽいタイプですね。
頭は良いように思いますが、あまりに理論的過ぎてひんしゅくを買うことも。
特に自分の合理的基準を他人に求めるという点がポイントです。これがどの程度強烈に出るかによって、かなり印象が変わると思います。上司に居ると頼もしくはありそうです。

これをエニアグラムのタイプにあてはめると・・・

タイプ1:完全さを求める人。ルール絶対厳守。完璧主義の優等生。周囲に大人の態度を求める。
タイプ3:目標を達成する人。有能に立ち回り、行動的で、倫理・モラルに囚われない。
タイプ5:観察する人。社会のシステムの枠に縛られない。より情報を求め、感情を抽象化する。

本気型

 

問題や葛藤に対して感情的に反応する。

自分がどう感じているのかを表現し、他の人からも同じような反応を引き出そうとする。

自分自身の感情を最初に処理しなければ、なかなか問題処理に当たれない。

感情を発散してしまえば、問題は解決していなくても気分が晴れ、それで解決したような気になる。

劇場型ともいわれるようなタイプですね。気分に左右されがちで、機嫌がいいときと悪いときがはっきりしていそうです。表現においては積極的なので、ものづくりなどには期待ができそうです。
これをエニアグラムのタイプにあてはめると・・・

タイプ4:個性を求める人。悲劇のヒロイン的思考。見捨てられることを恐れているかまってちゃん。
タイプ6:忠実な人。誰かによりかかりたいが、強い自分でもありたい。信頼と不信の間でオロオロ。
タイプ8:挑戦する人。孤高の一匹狼。支配を恐れ、人を信用して弱みを握られることを恐れる。

 

これって自分だな・・・とかあの人だな・・・と想像つきますね!!

 

まとめ

 

肯定・合理・本気という3つの構えは、必ず1つに限定されるのではなく、わたしたちがどのタイプであれ誰の中にも見出しうるものです。ただ、その反応のどれが瞬間的に早く表れるかに違いがあります。
自分がどのタイプかを知っておくことは、トラブルが生じた時のよりよい対処法を見出すことにつながるでしょう。

チームをまとめたり、グループ内で問題処理にあたるときは、肯定・合理・本気のどのグループにも巻き込まれないようにすることが大切です。
時には即座に決断をしなければならない場合もあります。よりよい結果につなげるためには、感情を静め、クールに理性的に対処しましょう。そして未来の明るい見通しを持つことが大切です!!

今回の3タイプについてもっと詳しく知りたい方は中嶋先生のページもぜひご覧ください!

問題解決の三つ組み ハーモニックグループ

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大学卒業後に人材系アウトソーシング企業に入社。営業、人事、監査などを経て、雑貨の商品開発部へ。数多くのヒット商品を生み出す。その後接客教育のコンサルティング事業部へうつり、現場での指導を行う。現在はコピーライティングを手掛ける。