

さて皆さんは笑顔と笑いの違いはなんだとおもいますか?笑顔の効能を調べると
「笑うことによりこんな効果が・・・」と書かれているなど、
「笑顔」と「笑い」がごちゃまぜになっていることが多いようです。
笑顔と笑いは違う!
笑顔と笑いは似て非なるものです。ちなみに欧米ではSmileとLaughはしっかり区別されています。
最も異なるポイントとはどこでしょうか?
はははと声がでること?
歯が見えるか見えないか?
いえいえ、もっと根源的な違いがあるのです。
それは
笑顔・・・コミュニケーションのための自己表現
笑い・・・個人的感情の表現
だといえるでしょう。
笑いは、愉快だ、楽しい、面白いという感情声や表情に現れます。例えばテレビを見て笑うときや、漫画を読んで笑う時などです。誰かが周囲にいてもいなくても、コミュニケーションをとった末の行為ではないため独りでも笑えます。
しかし笑顔はどうでしょうか。笑顔の表情を形作ることはできますが、これでは作り笑いにすぎません。笑顔は独りではできないのです。
笑顔とは、相手に対する自分のポジティブな感情を積極的に伝え、相手とわかちあうものであるからです。
さらなる違い
もうひとつ決定的に違うことがあります。笑顔にはアイコンタクトがかならずセットになるということ。相手の目を見て意思疎通は成り立つため、ただ単にニコニコしているだけでは笑顔とは言わないのです。
まとめ
笑顔とは?
コミュニケーションのための自己表現
対人した相手との関係のなかにうまれる
笑顔を相手に向けると、相手から笑顔が戻ってくる(分かち合う・プラスの循環型)
親しみ、興味、感謝、気遣いなど能動的なサイン。
自分や周囲にもいい影響を与え、豊かな人間関係を築く。
アイコンタクトと必ずセットになる。
笑いとは?
本能的な自己表現
面白い、楽しいなどの自己表現
独りだけでできる
自己満足・自己完結型
受動的行動
笑顔がコミュニケーションツールであることを意識して、アイコンタクトをきちんととったすてきな笑顔をめざしましょう!
