

みなさんこんにちは、日本笑顔推進協会のライター浅井です。
■笑顔研修の成果が出ない理由
教育担当者の皆様こんにちは。日本笑顔推進協会のライター浅井です。
人と接する業務に携わる仕事はもちろん、社内のモチベーションアップなどにも必ず引き合いに出される「笑顔」。今までモチベーション研修や社外の笑顔研修などの検討や実施をされたご担当者様もいらっしゃるかと存じます。
その場ではそれなりに楽しく研修を受け、アンケートでも「今後活かせると思う」に丸がついた紙が提出されてきたことでしょう。
そうしてその後、実際に笑顔が定着したでしょうか?
クレームが減り、お褒めの言葉をもらう機会が増え、いい手ごたえを感じていますか?
恐らく「研修を受けて改善できた」と確信するほどには至らなかった
というケースが多いのではないでしょうか?

研修の成果とはそもそも出にくいものなのです。
こんな文献があります。なぜ研修の成果は出ないのか、職場に戻ると実践できなくなるのか、という論文です。この論文は図書館司書業務にあたる方々の実態から呈されたものですが、どの業態においても同じことがいえると思います。
仕事が忙しく、活かせる状態 にない、(2) 同僚たちが導入に好意的でない、(3) その他の問題を抱えている(組織再編等、個人的な問 題)、(4) 自分の能力に自信を持てない、(5) 上司が好意的でない、の5つである。
(仁上幸治 2008 47)
その通りですよね。
机上で、余裕のある状態で学んだことを、実務をしながら同様にこなすのは冷静考えれば非常に難しいことなのです。「特に怒られないので、しっかりとした笑顔を出していない」状態が長年続いていたとすれば、しみついた生活習慣を変えるのは容易ではないのです。
特に笑顔研修というものは、一人で取り組むには限界がある研修の代表格です。
実際に私が見聞きしてきたなかでも、笑顔の取り組みや浸透は一筋縄でいかないことを感じてきました。
笑顔を打ち出そう、コミュニケ―ションは笑顔で、と口では言うものの、挨拶に笑顔がついてきません。
それどころか挨拶すらできないこともしばしばです。方針を打ち出していた上層部にそもそも笑顔がありません。顔を見てきちんと笑顔で挨拶する経営陣はわずかです。
個人個人への落とし込みはできても、
集団になってしまうと途端に「やらなくていい空気」がうまれてしまうので、
ここには対策を打つ必要があります。
それはこの集団心理や目標達成のためのフォロー政策、報酬・評価制度、雰囲気作りなどの各種細かい努力のことです。ここに実はサポートが必要なのです。
受け手の体質が変わらないまま研修だけを数多くこなさせていても、それは表面上の「履修した」という達成感のみに終わってしまいます。当協会では現状の気づき~対策まで力を入れています。

または研修の段階で継続させるための様式まで学べるとよいのですが、こちらの領域は心理面や脳科学などの面が際立ってくるため、専門家の方のお知恵や新しい研修法などの開発に期待しています。
協会では、
●笑顔研修
●笑顔トレーナー育成
●笑顔調査
を行っております。
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