

みなさんこんにちは!日本笑顔推進協会のライター浅井です。
先日の渋野選手の活躍には目を見張るものがありましたね。
緊張を感じさせない、自然体なプレーもさることながら、注目すべきはやはり
国籍年齢問わず魅了するその笑顔です。
「スマイリングシンデレラ」の愛称もカワイイそのスマイルに連日多くの人が癒されています。
笑顔がかわいい~!で終わらせてはいけません!
実は笑顔とスポーツには理にかなった関係があるのです。
■笑顔の効果
メンタルを整える
これは土壇場で緊張しないための有効な手立てと言えます。
笑顔には救交感神経を優位にしてリラックスさせ、自律神経を整える効果があるのです。
集中力が生まれる
顔の筋肉が笑顔の表情を作った際、脳からはα(アルファ)波が出ます。このα波が出ると集中力が高まり、記憶力なども上昇するとされています。ここ一番を決める!というときに重要ですね。
ストレスを緩和させる
ダボを打ってしまった際、怒らない。必要以上にストレスを感じない。これも笑顔に秘密があるといえます。ヒトは笑顔の表情をつくると脳内において「セロトニン」が分泌され、多幸感がもたらされます。そして体内のコルチゾールなどのストレスホルモン量が減少されます。
周囲の雰囲気を明るくする
笑顔はコミュニケーションのひとつです。そして心から楽しそうに笑う表情は、周囲の人間の気持ちまで明るくさせます。笑顔にはミラー効果と呼ばれる現象があり、笑顔の人を見るとついつい笑顔になり、つられてしまうのです。これは雰囲気にのまれないために周囲のムードを自分で作ってしまえるという最大の武器にもなります。
メインの効果だけピックアップしてみても、とても素晴らしい効果と効能ばかりです。
スポーツの世界は真剣勝負。
つい緊張してしまったりうまくメンタルを整えられない場面はよく散見されます。心の均衡がとれないばかりに普段の力が発揮できないのは悲しいことです。己との戦いとはよくいったものですね。
そんな時に有効なのが、渋野選手のように明るく笑顔になることなのです。
笑顔になることで、自身のパフォーマンスを上げ、周囲の雰囲気を良くさせ、最終的によい結果へつなげる。
まさに理想的な笑顔とスポーツの関係であったのではないでしょうか。
渋野選手のこれからにも大きく期待しています。世界ではばたいて、笑顔で頑張ってください!