

みなさんこんにちは。日本笑顔推進協会ライター浅井です。
早いもので、年明けしてからもう一月が終わろうとしています。
正月でなまった体は運動してしゃきっとさせたいところですね!
運動と言えば先日テニス全豪オープンにおいて世界二連覇を狙う大阪なおみ選手が怒りを露わにするシーンがニュースになっていました。
自らのミスに対する声援にイライラが募り、怒りのあまりラケットを投げつけるなどして感情をたかぶらせていたようですが、しっかりと怒りを力にかえ、勝利をおさめていました。
ミスに対する声援はもともとマナー違反ですから、大阪選手が怒るのも無理はありませんね。
しかしこの感情のコントロールというものは、
プロであっても大変難しいことだということが認識させられます。
近年、スポーツの世界では【根性論】という大味な認識から研究が進み、
メンタルコントロール・トレーニングの概念が多く取り入れられるようになってきました。
感情に左右されずに本来の実力を発揮できる、集中した状態をゾーン、またはゾーン状態と呼ぶことはご存じでしょうか。
そこに到達するには、平常時ともまた違った状態でいることが重要とされています。
それをフロー、といいます。
ゾーン(超集中状態)に入るチャンスを得るためには、まず、自分が“ごきげん”な状態(フロー)を保つこと。“ゾーンの入り口”フローに入るための4ツール サカイク https://www.sakaiku.jp/series/zone/2014/006800.html
勝負の世界では勝ち筋が見えた時に油断が生じたり、攻めの姿勢ができなかったりとどうしても戦局に左右されがちです。
そうではなく、プレーそのものを楽しむ状態であることが重要であると、メンタルトレーニングの第一人者である辻秀一氏は語っています。
またこのフロー化を起こすために必要なことは
言葉、表情、態度、思考
がキーポイントになるそうです。
先日の菅原先生インタビューでも同じ話が出ていましたね。
アティテュード、態度を変えましょう、という話です。
緊張した状況でも、笑顔をつくることでそれがフローへの入り口となる。つい真顔になりがちなところで、笑顔を出すとリラックスできる。
ここ一番というところでは真剣な顔をしていて当たり前とおもわれるかもしれませんが、
そういう時こそ笑って、自分をご機嫌な状態にすることこそが、勝利への一歩なのかもしれませんね。
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