

みなさんこんにちは、日本笑顔推進協会のライター浅井です。
コロナウイルスの猛威が止まらないですね。罹患した方々をはじめ、医療や経済、教育機関などあらゆるところでダメージが続き、メディアでは日々コロナウイルスにまつわる情報が飛び交っています。
飲食店や宿泊施設等は客足の減少から倒産に至るケースもあり、小売りにおいては売上減少のうえマスクの品薄やデマなどにより理不尽なクレームが店員に向けられるなどしています。
イベント関係は自粛要請が発表され、大型イベントやコンサートが中止または延期になるなど未だ先行きは不確定なことばかりです。
連日のように新しい感染者や感染元の情報が入り、暗い情報ばかりが目立って取り上げられ、自分も感染するかもしれないといった不安の中に暮らしているのは本当に心身が疲弊しますよね。満員電車に乗る方々も毎日怖いですよね。
さて最近ここにきて新しいキーワードができたそうです。
コロナ鬱とは?
その言葉はまさしく「コロナ鬱」というそうですが、
Googleで検索してみると約927万件のヒットです。
本来のうつ病症状と同じように、
無気力・倦怠感・不眠・不安・イライラ・食欲不振などが高まってくるそうです。
無理もないことでしょう。普通に生きているだけでも多くのストレスに囲まれているのですから、
コロナは予想外の追いストレスです。
先般NHKが放送したコロナの不安にどう向き合うか?といったお題に対して、情報に振り回されないようにしましょう、という喚起のもと、
①「長時間 情報検索しない」②「わからないものはわからないままに」
と答えを出し、②が「思考放棄の推奨?!」「禅問答のような回答を出さないで」
と怒りの声が噴出して炎上していました。
確かに何が正解なのか、何しろ初めてのウイルスですから有識者ですらわからないことだらけで
情報が錯綜しがちです。完璧な答えは得難いので、これもキワどい表現ですね。
さてこのような渦中において鬱状態にならないためにはどうしたらよいのでしょうか?
そこでこちらの記事をどうぞ
ストレスを上手に対処しよう
上の記事でも紹介していますがストレスに対してはストレスコーピングという対処術が存在します。
ストレスコーピングの主な手法としては、「問題焦点型」「情動焦点型」「ストレス解消型」というふうに3つに大きく分けられます。
今回のコロナ騒動に対しては情動焦点型かストレス解消型が解決法となるでしょう。
情動焦点型では
→社会的支援探索法・・・コロナに対して不安に思う気持ちや愚痴などを周囲の人に聞いてもらうことです。
ひとりでぐるぐると考えていてもどんどん悪い方向へ行きがちなので、周囲の人と話し合うことはとても大切です。様々な情報交換の場にもなります。
→認知的再評価法・・・物事のいい側面に着目することです。
例えば今までしていた手洗いうがいの衛生管理を、きちんと心がけられるようになったことはいい面です。
また免疫力を上げるために食生活の見直し、睡眠時間の確保等を実行するならばそれも良い面でしょう。
ストレス解消型では
→気晴らし法・・・読んで字のごとく、問題はさておき「楽しいこと」を実行することです。
ただ現在は外出行為自体に「人混みを避ける」「マスクをする」等の自衛が伴い、イベント等も自粛傾向にあるため満足に気晴らしができないことも多々あります。
家の中でもできる気晴らしを見つけるようにしましょう。今まで知らなかった分野を調べたり、
読書や資格の勉強等をはじめるのもよいですね。
まとめ
情報を手軽に手に入れられるとどうしてもセンセーショナルな話題を得ようとしてしまうのが人間です。
テレビニュースなどでもそれは顕著ですので、情報過多になりすぎて余計な不安まで抱えてしまいます。
結局はきちんとした予防を徹底するしかありません。
手洗い・うがい・規則正しい食生活と睡眠

そして笑顔です。
つい暗い話題ばかりでうつむきがちになりますが、こういうときこそ笑顔でいましょう。
マスクをしていても目線で笑顔は十分伝わります。人と接するときにはいつもより笑顔を心がけていけたら、免疫力も上がり皆が明るくなって、きっと良い影響もでるはずです!!