

皆さんこんにちは、日本笑顔推進協会ライター浅井です。
先日のセミナーでも「笑顔の犬の写真を見ながら不機嫌な顔をして」といわれ、
んな無茶な、と思いました。最近動物の笑顔の写真を見る機会が多く、わりと笑顔の写真自体に耐性(?)がついてきていたんですが見飽きるまでに至らず笑顔は笑顔、いいものですよね。
そのなかでもとくに最近シロフクロウの笑顔がかわいいな、と思っています。

どうですか。
目じりが下がりきってるわけでも、口角があがっているわけでも(いや鳥なんですがね)ないんですがなんと牧歌的で和むような笑顔なんでしょう。シロフクロウ見ると無条件でカワイイと思うようになりましたし、きっとフクロウカフェとか行ったら「いやいや別に」とかいいつつ有り金突っ込んでチェキとか撮るんだろうなと思いました。
そんな無条件でかわいいな、と思う存在。
他にどんなものが想像つきますか?
推しのアイドル?推しの俳優?推しのキャラクタ?
そうですね。それぞれ推しがあるとおもいます。でも、実は無条件でかわいい笑顔をもつ人物・・・それは、あなたです。
つけわすれました、あなたが赤ちゃんだった時です!!
赤ちゃんはかわいい
赤ちゃんはかわいいですよね。なんで赤ちゃんはかわいいと感じるのか。
私にも2人こどもがいますが、あかんぼう時代の可愛さたるや大人の語彙力をめったうちにしてくることを知りました。
赤ん坊に接した特に新生児~乳幼児期「どうちたの~」というセリフを国民の半数は使ったのではないかと思います。
赤ん坊のここがかわいい
・においがかわいい
・しぐさがかわいい
・すべてちいさいパーツがかわいい
・声がかわいい
・頭髪がかわいい
なんかもうかわいい
とかわいいの総合商社みたいなものです。
どうやら小さいものを人間はかわいいと思うようにできているそうですし、パーツが中心によった幼い顔の造形に対し「庇護欲」がわくのだそうです。
赤ちゃんの笑顔は2種類
そんなかわいい玉の赤ちゃんですが、実は2種類の笑顔をもっています。
ひとつは生理的微笑。
赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるときから笑っています。
今はおなかのなかを見る機械(エコー)が進化しており、3Dで見ることができるようになっていますが、わりとはっきり笑っている様子を確認できたりします。
この笑顔は感情に起因しているわけではなく、本能で笑っているそうです。
しかしこれは一説によると「母親・ひいてはまわりの保護者にきちんと世話してもらう・愛してもらうために備わっている防衛本能としての笑顔」だということです。
そして誕生から生後2か月頃まではこの生理的微笑が続きます。
生後2か月までといえばミルクを飲むペースが3時間おきからの慣れない赤ん坊の世話で保護者も疲れがつのる時期です。ついイライラしてしまいがちだったりするのが、「ふにゃ」と笑う赤ちゃんの笑顔で癒されたりするのです。うまくできていますね人間。
もうひとつは社会的微笑。
これは周りの影響により「反応」として笑います。
保護者が話しかけたり、抱っこしたり遊んであげたりなどすると、「うれしい・たのしい!」と思った赤ちゃんが笑うのです。まさに今の我々の笑顔のプロセスにおける基礎ですね。
まとめ
赤ちゃんの笑顔は我々を「どうちたんですか」と1オクターブ高い声で言わせ、破顔させるパワーがあるのですね。
そこには遺伝子に組み込まれた「本能」も寄与している。
人間の営みに「笑顔」は欠かせないものなのです。