

笑顔はコミュニケーションのためにあるというお話をこれまでにもたくさんしてきました。
今回はその笑顔の審美性についてのお話です。
笑顔がすてきな人、と言われて思い浮かべるのはどんな人でしょうか?
モデルや女優のようにきれいな人の笑顔?それとも好きな人の笑顔?
ではあなた自身も鏡を見ながらすてきな笑顔を出してみましょう。
・・・自分の笑顔は好きですか?
もちろん「すき」と思う方。その気持ちがもはや魅力です。
いやいやいや・・・と思う方。
そう、往々にして出てくるのがこの問題です。

自分の笑顔が嫌い、気持ちわるい・・・
筆者もこの問題にはかつての昔から悩まされています。
笑うとただでさえ残念な顔がさらに残念に見えてしまうのです!特に写真。
なぜ自分の笑顔が嫌いなのか?
・顔全体、またはパーツにコンプレックスがある
自分の顔が好き、という方、普通だな、という方、できればパーツはこうがよかったと感じる方さまざまだとおもいますが、
笑うと顔貌の変化によりパーツが際立ち、コンプレックスが際立つことが多いのです。
出っ歯である、顎が出ている、鼻の穴が大きいなど・・・
写真で笑う自分をはじめてみてフォトショップの使い方を勉強したいと思いました。
・憧れと異なる
とても好きで憧れている人物があると、その人との比較をしてしまうことがあります。
顔に限らずとも、体型、環境、性格など。特に容姿はその対象になることが多いようです。
自分の理想の笑顔はこうであるのに、自分の笑顔はかけ離れている。自分の笑顔はかわいくない。現実と理想の乖離に、己の表情を嫌ってしまうのです。
・他人に自分の感情を見せたくない
笑うことは己のうちを、心を他人に見せることです。他人とかかわりたくない、と思っている人は己の感情を表情に出すことに抵抗があります。
すると笑顔そのものに「苦手意識」が生まれ、表情筋にもセーブがかかり、たとえ笑ったとしてもひきつったような笑顔になります。もちろんそのような笑顔を自分が気に入ることはないため、より強固に苦手意識が募っていきます。

自分の笑顔が苦手な人というのは総じて自己肯定感の低さに問題があるようです。
コンプレックスがない人間はそうそういません。誰しも心のうちに悩みを抱えています。
きれいな笑顔は必要ない
結論を申し上げますと、きれいな笑顔じゃなくていいのです。
人気俳優のように、売れっ子女優のように、アイドルのようにきれいな笑顔でなくてもいいのです。
その人に向けられた「心からの笑顔」であるかどうかが重要なのです。
それは「印象」という曖昧ながらも感覚が受け取る強固な判断としてあなたに定義されます。
とはいえコンプレックスが気になるという方へ。
そのコンプレックスは他人からすると「興味の対象」であり「愛すべき部位」になりうる可能性を秘めています。
人間は、人のダメな部分に惹かれる習性があるのです。試しにあなたが「大好きだ」「愛しい」と思える人を何人か思い浮かべてみましょう。その人たちは、何もかも完璧な人たちでしょうか。いえ、違うはずです。むしろダメな部分が、ハッキリしている方が多いのでは?ダメな部分があるからこそ、人は誰かに魅力を感じたり、愛しく思ったりするようにできています。
【コンプレックスは最大の味方!欠点が人を惹きつける「5つの理由」(https://tabi-labo.com/163060/like-an-actress12015/09/20 TABI LABO編集部)】
このように、欠点も含めて自分であるということを認め、すてきな笑顔をだすことを心がけたほうが、気持ちも明るく前向きになれます。
まとめ
自分の笑顔はあなたにしか出せない特別な笑顔です。
真顔であることよりも笑顔でいる。その心がけが、よりあなたを魅力的にし、
他人との円滑なコミュニケーションを生むのです。
