

みなさんこんにちは、日本笑顔推進協会ライター浅井です。
そろそろ梅雨の季節の足音が聞こえてきたようです。
雨の日というものは昔から人の気持ちをブルーにさせると相場が決まっています。
しかし、雨だろうが嵐だろうが、天候に左右されずに心をウキウキさせるものがあります。
それはなんでしょうか。

恋です。
皆さんはひとめぼれをしたことはありますか?
一目見て、「この人タイプだ!」と認めた瞬間
「え?嘘!かわいい、かっこいい、やばい、無理、尊い、しんどい」など様々な感情が脳内に噴出し、心臓を早鐘に変え電子回路のように血液を巡らせ、意識が波にさらわれるようなインパクトをもつあの現象です。
ひとめぼれのメカニズム
ひとめぼれはどうして起こるのでしょうか。
さまざまな説がありますが、多くは2つの仕組みに起因されているようです。
①脳の錯覚
人には誰しも好みのタイプや部位、ポイントがあります。例えば「声」。とても好みの声をしている人とボイスチャットなどで顔を見ず知り合ったとします。
もうしゃべる内容はさておき、一言聞いた瞬間からその声がもうツボでツボでたまらず夢中になっていきます。
このとき相手の情報はプロフィルと声のみ。ですが聞いている側はその声の持ち主の容姿や性格、雰囲気などを「きっとこういう感じだ」と妄想で好みにつくりあげ、「こりゃ運命だ」と恋の渦中にハマってしまうのです。
これは顔の見えないケースですが、実際に相対している場合でも同じことが起こります。
カフェの店員さんや歯科助手のお姉さんは皆かわいくかっこよく見えませんか?
それがひとめぼれの芽です。
②遺伝子の誘い
もうひとつは遺伝子によるものです。男性は容姿特徴から好みの相手を判断することが多いとされていますが、女性はフェロモンを感じ取り、自分の遺伝子とは遠い相手を好む傾向があるようです。(ちなみにそのフェロモンは脇の下からもっとも多く出ています)
子孫繁栄のためには、遠い遺伝子同士をかけあわせたほうが強い個体を残せる、という古来からインプットされたプログラムなのです。
こちらのほうがより運命的な「一目ぼれ」の理由ともいえます。
初対面でホレさせる
なかなか人とうまくコミュニケーションが取れない、関係が長続きしないとお困りのあなたへ。円満な関係を築いていきたいと考えるならば、
男女問わず相手をひとめぼれさせる、くらいの気持ちを持つことがかぎです。
というのは、初対面だと誰しもが警戒して多少おずおずとしてしまうもの。
この人は魅力的だ、と思わせることが肝要で、それは得てして先手必勝なのです。
【初対面でホレさせる3つのカギ】
①斜めを意識した立ち位置
面接の場を思い出してください。
真正面に座っている人は威圧感があってなんとなく怖い感じがしませんか?
斜めに座っている人はまだ柔らかそうな雰囲気がありそうだ、と感じたことと思います。
また、アパレルなどの接客業でも話しかけてくるのは常に斜です。
②抜け感のある「釣りアイコンタクト」
見つめすぎてはいけません。相手の目を大物の魚だと思ってください。
力押しで見つめすぎると圧迫感があり印象が悪いため、
会話の頭、終わりでちょいちょいと目を合わせにいき、重要なポイントでしっかり釣り上げるように合わせればよいのです。
例:「あ、(☆)わたしもこの前そのサンドイッチたべましたよ。普段あんまり食べない野菜が入ってたから、異国の食べ物みたいで美味しかったです(☆)」
(☆)で合わせています。ちなみに会話も相手が広げやすい要素を詰めてありますので参考までに。
③「私はあなたを警戒していません」という慈愛を込めた笑顔
上の二つがうまくいかなくても笑顔だけはすぐ実践できると思います。
「笑顔」とは「一目ぼれ」させるにオーソドックスかつスタンダードかつテッパンの「スキル」なのです。
相手と仲良くなりたい、という気持ちをもって、口角をきゅっとあげて上の歯列をのぞかせる程度に笑いかけましょう。目は見開いてはいけません。
まとめ
多くの人に恋のような「親しみの気持ち」をもつこと。
また、自分も「親しまれたい」という気持ちをもつこと。多くの人と接して暮らしていく中で、好意はなるべく多いほうがよいでしょう。
「この人に会えるから、楽しみ」という気持ちは、それが恋愛感情にすべて起因しているわけではありませんが、憂鬱な気持ちを吹き飛ばすくらいには幸せなものです。
幸せの間口は「笑顔」で広げておきましょう。
