

昨今では様々な研究や検証が行われ、笑顔にはたくさんのメリットがある、と解き明かされてきました。
メンタル面やフィジカル面、関係の円滑化など、笑顔を出した自分自身に起こる「いいこと」は目を見張るものばかりです。
ですが、笑顔にはもうひとつ、重要な役割があるのではと考えます。
笑顔は「相手を笑顔にする」ためのもの
最終的に、笑顔というものは相手を笑顔にする根源であると考えます。
その理由は以下3つです。
- 笑顔は人と人との関係のなかにうまれる
自分のメリットや都合だけででた笑顔は単なる自己完結型の生理反応のようなものですし、特に相手の存在しない笑顔は単なる「笑い顔」です。
- 人はきらわれたくない
人間は誰しも「無視」されたり「否定」されたり「嫌われる」ことを内心とても恐れています。自分に対しては興味を持ってほしいし、愛されたい、また受け入れてほしいのです。
そんな人とのコミュニケーションにおいてこうした不安を一瞬でd解消できるのが笑顔です。笑顔は相手に大きな安心感を与えます。例えばこの人は自分を受け入れてくれている、という安心感、自分に対して悪印象を持っていないという安心感、声をかけたら答えてくれそうだという安心感などなど。
笑顔による安心感が、相手を素直に、また元気づけ、笑顔にするのです。
- 自分の笑顔は自分以外が見るもの
自分の笑顔は鏡を使わなければ自分自身の目で見ることはできません。
出された笑顔は相手が見るものです。
苦手な相手にはどうすれば?
苦手だ、と思う相手にこそ笑顔をむけてみるのです。
特に立場や年齢や性格、価値観の違う人間が多く集まる職場などでは、
コミュニケーションの難しさに直面することも多いでしょう。
苦手だから、とそっけない対応や避ける行為をするのでなく、自分から笑顔を発信するのです。
言うは易しといったところですが、ここを心がけるか否かで関係の進展性は大きく異なります。
コツとしては、
あなたが笑顔を向けたそのとき、相手がすぐに笑顔にならなくても、不愛想でも無視されても、
その反応を気にしないことです。
あなたが笑顔で相手に接しているという事実はあなたの中に、また周囲にも確実に「事実」として残ります。
まとめ
笑顔は伝播するものです。
相手のために自分から笑顔を出すという思いは、結果的にその人自身とコミュニケーションをイキイキと魅力的なものにさせ、楽しい場を作り、人生を豊かにするでしょう。
あの人の笑顔を見ていると、自分も笑顔になる!と思ってもらえるようになれたらいいですね。
