

笑顔のギャップって?
笑顔とは人と人とのコミュニケーションです。心からの笑顔に人は魅力を感じます。
相手に自分の魅力を伝えたい、相手に好意を伝えたい―そんな時、
あなたは自分の思った通りの笑顔を出せていますか?
『自分では100パーセントの笑顔をだしていたつもりでも、映像で見ると大して笑顔には見えなかった』『女性なので品よく控えめに、と思った笑顔が「うすら笑い」のように見えていてショックだった』などなど、客観的に見た自分の笑顔は自分が想像していたものとはかけ離れていてショックを受けることがあります。
このギャップは、形としてきちんと笑顔の表情になっておらず、
相手に自分が思い描いた笑顔がストレートに伝わっていないからです。
笑顔は相手に伝わっていなければ意味がありません。
心のこもった笑顔を目指すのならば、「笑顔がきちんと伝わる形」をマスターしなければいけません。アウトプットする土台が作られなければ、ギャップが解消されないままです。
作り笑顔のすすめ
「形から笑顔になる」ということは、作り笑顔を薦めていることになります。
理由としては、形からはいったほうがはやく「心からの笑顔」になれるからです。
つくり笑顔でも表情が笑顔になれば、脳内からモルヒネが分泌され、脳が「楽しい」と錯覚します。
そこに心もつられてしまうのです。
スポーツ心理学の権威ジム・レイヤー博士によると、
恐怖に満ちた表情を10秒間しただけで、本当の恐怖体験と同じように筋肉が硬くなり、体温が下がったそうです。一方、心の中で恐怖体験をイメージした場合は30秒かかりました。
つまり、「心でイメージするよりも表情(形)を先に作ったほうが早く肉体的に反応する」ということです。
まとめ
「思い出すだけで楽しくて笑顔になれるような出来事」をイメージしづらい人もいるでしょう。
そんな人が笑顔の心を作るには、旅行やレジャー、おいしい食事や心ゆくまで趣味の時間を楽しむなどの経験が必要です。しかし時間やお金の問題があり容易にこなすことはできません。
しかし形から入ったとしても同じ結果は得られるのです。
ましてや心からの笑顔への近道となれば実践しない理由はないでしょう。
